「地産地消フェア」を開催@さっぽろ東急百貨店

レポート|「地産地消フェア」学生たちによるイベントを開催!


地元で生産されている農産物を
「もっと知ってほしい!」「もっと盛り上げたい!」というテーマのもと
札幌で製菓・調理を学ぶ 約100人の学生たちが

地元食材を使用したメニューを考案し商品を製造・販売しました。

11/2(木)〜 6(月)に

さっぽろ東急百貨店で開催した
学生たちによるイベントの模様やコメントを
ご紹介します。

JAさっぽろの使用食材
小松菜、札幌黄、じゃがいも、カボチャ、小麦、米粉、牛乳、有塩バター、カマンベールチーズ、古川ポーク、他

市立札幌みなみの杜高等支援学校
札幌ベルエポック製菓調理専門学校
札幌観光ブライダル・製菓専門学校
圃場見学
今村農園 今村哲平さん
有限会社グリーン坂東 坂東拓也さん
有限会社小林牧場 小林智行さん

札幌観光ブライダル・製菓専門学校

北海道らしさをスイーツで表現
地元食材を使って北海道らしさを表現したくてチーズケーキを開発しました。ホール単位で販売するため濃厚だけどくどすぎない味わいを意識。何度も試作し美味しさはもちろん見た目の良さにもこだわりました。製造だけでなく接客も経験。お客様に地元食材を使っていることを紹介すると、すごく驚いてくれたのが印象的でした。卒業後はホテルの製菓部門で働くことが決まっていますが北海道産食材にこだわったスイーツを作っていきたいです。

本田 花(2年)

店頭に立てたのは貴重な経験
カボチャを使ったマカロンを開発。マカロンは難易度の高いお菓子の一つで、カボチャらしさを出すのに苦労しました。お客様に楽しんでいただきたいという想いから、カボチャ、ショコラ、ミルクの3種類をセットで販売。商品説明も自分で行いました。お客様と直接コミュニケーションを取りながら、販売員さんの大変さや心に響くセールストークも学べたのはいい経験に。自分の作るお菓子にこだわりと誇りを持てるパティシエを目指します。

蜂屋美綺(2年)

札幌ベルエポック製菓調理専門学校

食材の使い方を工夫して商品化
地元食材の古川ポークを使ってマフィンを作ろうと考えました。豚肉なら 「しょうが焼き!」 と思って開発を進めましたが、食べているときに生地とお肉がバラバラにならないよう、ひき肉を採用。ところが水分が出すぎてしまうため、豚バラスライスに粉を振って野菜やひき肉と合わせるようにしました。食べやすさを考えながら、いろいろ試作し、やっと完成した商品をお客様に買っていただいたときは、すごくうれしかったです。

兒玉咲稀(1年)

生産者の想いを伝える素敵な循環
商品を開発する前に生産者さんを訪問でき、食材一つを作るのに、生産者さんがどれだけご苦労されているかを実感しました。そうした想いを、いかに消費者のみなさんに伝えるかを考えながら、「あんバターマフィン」を開発しました。「生産者さんが作った食材を、おいしくて見た目もきれいな魅力ある商品に加工し、直接店頭で販売してお客様にも喜んでいただく」。こうした素敵な循環が生まれていることを今回の経験から実感できました

山崎奏海(1年)

市立札幌みなみの杜高等支援学校

生産者さんの想いを込めて
石狩産小麦「春よ来い」や江別産「小林牧場さわやか牛乳」などの地元食材を使って、クリームパンとあんパン、いちごミルクプリンを作りました。特に、いちごミルクプリンは、牛乳の消費拡大を意識し、良い商品になったと思っています。商品開発にあたって、小林牧場に見学に行き、牛へのストレスを最小限にするこだわりの育て方や、生産者さんの想いを知ることができ、食材の価値を学ぶことができたのも、すごくいい経験になりました。

キッチン 代表(3年)

達成感を味わいました
店頭に立って、販売を担当しました。礼儀正しく接客することを意識しながら、お客様に商品の良さを伝えられるよう、食材に小林牧場の牛乳を使っていることや、プリンを3層にして味わいを工夫した点などを、丁寧にご説明しました。たくさんの方々の協力で実現した今回の販売会。学校のみんなが作った商品の良さをお客様に伝えるのが、とても楽しかったです。商品が完売したときは、やりきった達成感を味わうことができました。

センター 臼澤龍哉(1年)

主催:さっぽろ東急百貨店、JAさっぽろ
企画運営:FLYING POSTMAN PRESS sapporo、アートノヴァ
プロデューサー:河井崇友(アートノヴァ)
後援:札幌観光ブライダル・製菓専門学校、札幌ベルエポック製菓調理専門学校、市立札幌みなみの杜高等支援学校 ※五十音順