『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』学生試写会を学生が開催

学生限定試写会を開催

11/13(月)@札幌シネマフロンティア

「映画館で映画を観る素晴らしさを、もっと多くの学生に知ってほしい」というテーマのもと、いま学生の中でもSNSを中心に話題になっている、12/8(金)公開の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の学生限定試写会を学生が企画・運営し開催しました。今回は満席の会場から熱気あふれる「学生の感想」をレポートします。
reported by 「学生応援プロジェクト」学生編集部 M.Miyazaki & K.Tanabu

©2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会

SNSで「とにかく泣ける」と話題の感動作が映画化

SNSを中心に「とにかく泣ける」と話題となり、シリーズ累計発行部数70万部を突破した汐見夏衛によるベストセラー小説が映画化! 現代の女子高生・百合が目を覚ますと、そこは1945年の日本。そこで出会った彰に何度も助けられ恋をするが、彼は特攻隊員として程なくして戦地に飛び立つ運命だった─。NHK連続テレビ小説「舞い上がれ!」の福原遥とNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の水上恒司をW主演で迎えて、ついに映画化。人を愛すること、大切に思うこと、共に生きること─。今では当たり前のことが許されなかった時代に出会った、百合と彰。2人の時を超えた愛が交差する、涙なくしては観られないラブストーリーがこの冬、誕生します

原 作:汐見夏衛『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(スターツ出版文庫)
主 演:福原遥、水上恒司
出 演:伊藤健太郎、嶋﨑斗亜、上川周作、小野塚勇人、出口夏希、坪倉由幸、津田寛治、天寿光希、中嶋朋子/松坂慶子
監 督:成田洋一
主題歌:「想望」福山雅治(アミューズ/Polydor Records)
配 給:松竹

大ヒット公開中

学生’s 感想@札幌

まゆ(大学4年)

これまでの人生で明日のことを不安に生きることをしたことはなかったので、自分が暮らしている今は当たり前ではなく、とても幸せなことなのだと思いました。「誰かのために生きたい」という強い気持ちのぶつかり合いのシーンから涙が止まりませんでした。自分と同年代のただの男の子が、日本の国のため・未来の他の子のために自分の命を掲げられるその正義感溢れる姿がとてもたくましかったです。改めて今のこの生活に感謝し、もらったこの命を大切に生きていこうと思いました。

きらり(大学4年)

今と違って、戦争の頃の恋愛はとても切なく儚く純粋だなと感じました。”人を愛する”ということについて改めて考えさせられました。また、今では誰もが平等に発言の自由があることに感謝しなければならないと感じました。これは戦争時代を生きた人たちが、経験をもとに今を生きる私たちのためにくださったプレゼントのようなものではないかなと、今回この映画を観て感じました。なので、私たちも今の環境で満足せず、未来を生きる人の為に、今よりも生きやすい世の中づくりに貢献できたらなと思いました。

あやの(大学3年)

戦争を体験した人達がもうかなり減っている世の中で、戦争の辛さ、今とは違う日本の常識に現代の私たちが感じる違和感を含めて考えさせられる内容でした。食べるものも着るものも少なく、戦争で親を無くした子供たちの現実、そんな時代に生きる若いふたりの恋のお話でどうしようも無く逃げれない現実と戦う恋愛で泣きました。2人の思いが実って欲しいと心から思う作品で、とても面白く感動して久しぶりに映画でこんなに涙が出ました。

まお(大学1年)

この映画を見て、戦争は二度と起きて欲しくないと強く思いました。この時代の人達が日々死と隣り合わせの中戦っていたことを知り、今の時代がいかに幸せかを痛感しました。生きたい、と願うのが許されない事は間違いなのに、それに気付けない程この時代は逼迫していたんだな、と感じました。今の時代では、日々戦争もなく、人権や幸せになる権利をも奪われることなく生活できるので、その事に感謝して生活していこうと思いました。

りん(専門学校1年)

最初から最後まで感動できる作品でした。主人公2人の焦れったい関係がわたし達観客者を映画の中に引き込み、最後まで泣きっぱなしでした。主人公以外の主要人物達のストーリーもしっかり構成されていて休む暇がなかったです。 エンドロールが流れてからも息が出来なくなるほど泣いた経験は今までありませんでした。こんな素晴らしい映画の試写会に参加出来てとても光栄です。ありがとうございました。

かや(専門学校1年)

とても良かったです。生きたい。という気持ちを持った登場人物たちの色んな心情がこちらまで凄く伝わってきて、涙無しでは見られませんでした。人の優しさや抑えきれない気持ちと、時代風景に合った考え方、生きる時代の違いで人を想う気持ちが辛いものになってしまう所、主人公2人の関係性や、2人が取った行動が、心から素敵だなと思えるものでした。この作品を観て本当に良かったです。

かれん(専門学校1年)

命の尊さ、今を生きれていることの幸せ、そして戦争について深く考えさせられる物語でした。今私たちが生きている現代は、過去の悲惨な出来事から成り立っている。昔の人が命を賭して戦ってくれていたから、今があるんだということを再確認させられました。主人公の百合と彰は生きている時代や年齢も違うからこそ、百合の戦争を反対する気持ちと、彰の国のために戦うという誇り高い気持ちの二人の相違の思いが表れていて魅力的に感じました。映画後半はずっと泣きっぱなしで、とても感動する物語でした!

たかひろ(専門学校1年)

このような映画を見るのは初めてなのですが、百合の訴えや彰の願いなど、色々な思いが伝わってきました。昔の日本では贅沢してはいけない、共に生きることなど、今では当たり前にできているようなことが許されていないような時代で、愛を伝えようとしていて、涙無しでは見られないような作品でした。そして、今回の映画の主題歌福山雅治さんの『想望』がとてもこの作品とベストマッチしていて良かったです!

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